千葉集
第十回創元SF短編賞宮内悠介賞を受賞したのち、各種媒体で小説や書評や紀行文を書く。
http://proxia.hateblo.jp
- 芸カテ読みはじめた 「批評は鑑賞ガイドである」の形稽古相手にされてるグラントさんの想定する反論、状況があまりに特殊すぎやしません……?
- 『マーズ・エクスプレス』、「あたいの考えたSFのおもしろシーン切り抜き集!」みたいなノリで、おもしろシーン切り抜きとしてはどれも十分たのしいし、これはこれでええんじゃないかとおもいました。何箇所か自分にもわかるレベルの引用があった気がするけど全部忘れた。
- マーズ・エクスプレス、「ロボット破壊するならCTスキャンの機械だろ!」とおもいついたとき楽しかっただろうなっておもいました。
- 無料ゲームラッシュやね
- でもダイエジェティック関連もそうだけれどプレイヤーって認知の不整合や視点の混乱を違和なく受け入れてしまうものなので、テキストを読むのとは別のモードなのかも。そんな感じ。
- Type Helpライクはまんま踏襲しようとするとシチュエーションがかなり限られてしまうのだけれど、コマンドタイピングから脱したとしても「事後的にシーンを”目撃”しなければならない」という枷はついてまわるので、霊能かSFかの設定はいるんですよね。前者がObra Dinnで、後者がTacomaとかEveryone's gone to rapture……と考えるとThe Red Perl of Borneoは捜査要素のあるウォーキングシムから移動を抜いたものに近いのかもしれない。そのうちThe painscreek killingsとかと何が違うんだみたいな話になってくるのかもしれない。
- ちなみに「事後的にシーンを”目撃”しなければならない」という問題は「一人称で」という制約もつくのだけれど、それをうまく取っ払っちゃったのがThe Golden Idolの功績のひとつでもあります。 ただ、あまりにもナチュラルにやっちゃったせいでフォロワーが勘違いしちゃって「この現場を見ている視点人物は誰なのか」という部分で認知的な齟齬というか不整合がいくつかのゲームで起きまくってちゃっており、あなたたちもっとミステリゲームの視点に真剣になりなさいよ! とおもったりもします。
- 『The Red Pearls of Borneo』、『Type Help』からUIを洗練させて間口を広くしたゲームで大衆性を獲得していく過程〜となりました。「第二次世界大戦下のボルネオ、英国人家族の農園に日本軍と海賊の魔手が迫る中繰り広げられる愛憎と陰謀!」という戦中英米ミステリっぽいノリがウケる。当時の舞台の情勢や雰囲気がよく調べられてるっぽい。 ただ、便利になっているぶんガチガチだったType Helpに比べるとテキストはゆるいかな…‥という印象。読ませ順の誘導はある程度はうまくいってるとはおもうけれども……。 bushmonkey.itch.io/the-red-pear...
- Type Helpライクで好きな瞬間……→それまで血の通った人間として見ていた物語のキャラたちをアリバイのタイムライン表にぶちこんで、消去法パズルのピースとしてしらみつぶしに処理していくとき
- 型月研が延期しとる隙をついてストフィクFGO号が緊急刊行
- 『HELP 復讐島』観ました。有能だけれど不器用なレイチェル・マクアダムスが新任の社長のディラン・オブライエンに出世の道を断たれてコケにされ、絶望していたところに同乗していた飛行機が墜落して無人島に二人きりとなり、マクアダムスがそのサバイバルスキルで下剋上をしていく……という話。セッティングも展開もよくある感じなんですが、ストーリーテリングがよいというか情報開示のタイミングがうまくてダレそうでダレない。あるミスディレクションが二段構えになってたり、過去を明かす場面もタイミングだけで印象をガラリと変えてきたり。繰り返されるオブライエンの裏切りもエスカレーションが効いてる。主演二人の顔の変化も達者