徐台教著『分断八〇年韓国民主主義と南北統一の限界』読了。
為政者の失敗は国民の悲劇となる。
その悲劇による傷を癒すことができるのも政治の力だ。
平和的二国家への道は混迷極まる国際情勢下では茨の道だ。
恐らく日本政府は何の役にも立てないだろう。
今日首相になった人とその仲間は特に関心もないだろう。
では加害国民の末裔としての自分はどうあるべきか。
良き隣国の国民でありたいと願う自分は何ができるか。
次の「分断九〇年」はどんな世の中になっているのだろう。
抗い、常に問うていくしかないのかと本書を読み終えて思った。

分断八〇年 韓国民主主義と南北統一の限界/徐 台教 | 集英社 ― SHUEISHA ―
なぜ、45年ぶりに韓国で戒厳令が宣布されたのか。気鋭の在韓ジャーナリストが、南北分断80年の悲劇と韓国民主化の歴史をひもとき、韓国社会の閉塞感の根源に迫る。社会の隅々に蔓延した左右の対立を超えて、「南北関係」から「二国家関係」へ向かいつつある激動の朝鮮半島を描き出す。「韓国の民主主義」を深く理解するための南北分断史入門。【目次】プロローグ第一章 尹錫悦が呼び起こしたもの二つの裁判/なぜ? 非常戒厳...